「東慶寺」の歴史と見所
東慶寺は鎌倉の花の寺として親しまれているお寺。歴史的にも「縁切寺」として女性救済の場として重要な役割を担った。
鎌倉幕府第8代執権である北条時宗の妻だった覚山志道尼が1285年に開山した。封建時代において女性は夫の許可なしに離縁がすることができなかった。そのような時代にこの寺で3年間修行すれば夫の許可がなくても離縁が許される制度「縁切寺法」を施行し、縁切り寺(または「かけこみ寺」)と呼ばえるようになった。寄木造の「聖観音立像」は国指定の重要文化財で松ヶ岡宝蔵に安置されている。あじさい、花しょうぶをはじめ四季折々の花が咲く花寺としても有名。鎌倉の観音巡礼、鎌倉三十三観音霊場の第32番札所(聖観音菩薩)。
「東慶寺」の見所探し
※写真をクリックすると拡大表示します。
東慶寺の境内
【撮影】2013年3月上旬
【早春】梅香る東慶寺境内
東慶寺境内に咲く梅。※梅の詳しい様子は「東慶寺 梅の名所!」をご覧ください。
【撮影】2013年3月上旬
【秋】秋風にたなびく東慶寺の彼岸花(ヒガンバナ)とコスモス
【撮影】2013年9月下旬
東慶寺の観光メモ
東慶寺は当初、尼寺として始りましたが、明治35年に尼寺ではなくなっています。また、「縁切寺法」は明治4年に廃止されました。
国指定重要文化財の旧東慶寺仏殿は現在、横浜の三溪園に保存されています。
花寺巡りにオススメのお寺です。
みんなのつぶやき 東慶寺編
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「東慶寺」を彩る花の見頃
東慶寺に咲く花を中心としたおもな植物の見頃(開花時期)の目安です。
花\見頃時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
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蝋梅(ロウバイ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
水仙(スイセン) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
梅(ウメ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白木蓮(ハクモクレン) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
桜(サクラ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
胡蝶花(シャガ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
花しょうぶ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
紫陽花(アジサイ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
彼岸花(ヒガンバナ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コスモス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
紅葉(コウヨウ) |
【その他】 コムラサキシキブ、キンモクセイ、など
※見頃(開花時期)については鎌倉周辺地域のおよその見頃時期を表示。
「東慶寺」の場所/時間/料金
【場所】
神奈川県鎌倉市山ノ内1367
※JR「北鎌倉駅」から徒歩約5分。
※詳しい場所はこちらの北鎌倉観光マップでチェックできます。
【時間】
4月~9月…8:30~16:30
10月~3月…8:30~16:00
※松ケ岡宝蔵は9:30~15:30(祝日以外、月曜休館。)
【拝観料】
\200
※松ケ岡宝蔵は別途\300~\500
※大人料金のみを記載。
※時間、料金などの正確な情報については公式ホームページなどをご確認ください。
「東慶寺」の周辺スポット
「東慶寺」に関連するリンク集(外部サイト)
●東慶寺 公式ホームページ
http://www.tokeiji.com/
東慶寺の詳細についてはこちらで確認できます。