段葛（若宮大路）
春は桜のトンネルと化す参道！

源頼朝が北条政子（妻）の安産を祈願して1180年に造った参道を「若宮大路」という。若宮大路は由比ヶ浜から鶴岡八幡宮まで続く参道で、そのうち鎌倉駅付近の「二の鳥居」から鶴岡八幡宮入口にある「三の鳥居」までの盛土された約500ｍの区間を「段葛」と呼ぶ。鎌倉を代表する桜の名所でソメイヨシノは「かながわの花の名所100選」に選ばれている。国指定の史跡。

「段葛」の見所探し

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  【春】参道に咲く桜

  

  鎌倉駅から歩いて数分のところにある二の鳥居。段葛はここを起点に鶴岡八幡宮まで続いている。尚、鶴岡八幡宮の参道自体は更に南に延びており、ここから約1km南へ行ったところに一の鳥居が存在する。

  

  桜の花見をしながら鶴岡八幡宮に向かって歩く人々。春は多くの人が集まる桜の名所。国道に挟まれながら歴史ある参道というちょっと変わった桜の名所。

  

  桜は快晴の空との相性が非常に良い。

  

  両脇に並ぶ提灯は夜になると灯がともる。提灯は基本的に4月にならないと設置されない。桜の開花状況は関係なく、4月の鎌倉まつりに合わせて準備する模様で以前、3月に満開になったことがあったが提灯は設置されていなかった。※最下段の写真を参考。

  

  500メートルほど歩くと鶴岡八幡宮の本殿が見えてくる。

  

  日が沈むと段葛の提灯に灯がともる。日本の歴史を感じる風景。一瞬ちょっとタイムスリップした気にもなるが、隣の国道の車列によってすぐに現実に引き戻されるのが残念…。

  

  参道の提灯に照らされる満開の桜。夜も多くの人が花見をする。

  

  場所によっては花の勢いがない木も散見した。老木となり衰えてしまったのか？段葛の大規模改修工事（2016年3月終了）で恐らく桜についても手入れをすると思うので少し期待したい。

  

  ＜参考＞何年か前の３月下旬に桜が満開になった際の段葛の様子。裸電球だけがぶら下がっている。こうなると風情はゼロ。どうせなら毎年３月下旬から提灯を設置しておけば良いのにと思うだが、費用がかかってしまうのか…？夜桜見物を目的に行くならば訪れる時期には要注意！

  【撮影】2014年4月上旬

  【備考】2016年1月更新

段葛の観光メモ

最近のツイートです。

※見頃（開花時期）については鎌倉周辺地域のおよその見頃時期を表示。